株初心者の方でもデイトレードを安心しておこなっていただくために、株式投資の基本から実践的な売買までを簡単に解説しています。
株式市場が回復傾向にあります。ギリシャの財政破綻問題をはじめ、不安材料が山のよう
にあるのですが、ダウは1万1000ドル台に、日経平均は1万1000円大まで回復しています。
これは完全に過剰流動性相場ですので、今後もし欧州諸国の経済危機が米国や日本市場
に波及するようなことがあれば回避できたと思っている二番底を迎えるかもしれません。
再び大きくトレンドが変る可能性がたかいです。そうなると必然的にサブプライムショックや
リーマンショックのときのように大聞く乱高下する可能性が高いのです。こうした相場では
その日にポジションを決済するデイトレードはが最大の威力を発揮することにるのです。
中長期で投資する場合は当たれば確かに大きく儲けられるかもしれませんが、金行危機
の真っ只中にあるような状況にある場合は、取れるリスクを考慮したうえで取引する必要
があります。中長期で投資すること自体が大きなリスクとなります。
待った分、大きな利益を得たいと考えるので、含み益が出ているにもかかわらず、利益を
最大限に伸ばそうとするため売らなければならないタイミングを自ら逃してしまうのです。
また、株価の変動に一喜一憂します。含み利益が出ている場面では良いのですが、含み
損がでている場合は、損したくないため株価の動きが常に気になります。
こうした状況下では、仕事も手につきませんし、場合によっては夜眠れなくなるといったこと
になります。これでは何のために株を取引し始めたのか分かりません。
一方、デイトレードであれば、相場の思惑が外れた場合は速やかにポジションを閉じます。
そうすることで利益を限定します。また週末に持ち越すこともありません。
ポジションがないので週末のニューヨーク市場がどうなっても関係ありません。ゆっくりと
休んで、仕事の疲れを癒すことが出来ます。デイトレードは生理的に受け付けないという
のであれば、せめて週末は持ち越さない程度の短期売買に徹することをオススメします。