動きのある銘柄をリスクを抑えた買い方 - 株初心者がデイトレを始めるの為のデイトレード入門

銘柄選びはデイトレードにかぎらず非常に重要です。前日までにしっかりと売買する銘柄
をピックアップします。仮に数日間で急激に株価が上昇している銘柄があったとします。



その会社について調べてみると、ここ数年の業績は好調に推移してます。株価の上昇の
要因は、ここにきて業績が再評価されたのだろうと解釈できます。



デイトレードするには非常に優良な投資先のように思えます。迷いに迷った結果、買って
みました。しかし、株価は上がって来た勢いと同じだけの勢いで大きく下げました。



こういった経験をされた方は非常に多いのではないかと思います。思惑がはずれたとして
もリスク管理が徹底していれば損失を避けることが出来ます。



そして、すぐに勢いがある銘柄に乗り換えればよいのですが、リスク管理が甘いと一方的
に損失を被ることになります。ですので、相場に入ったはいいのですが、もし、それまでの
株価の動きと違う急激な上昇には、十分な警戒が必要です。



急激に上昇した株価は必ずどこかで下降に転ずるものと考えるべきです。こうした背景に
は買った株は利益を出すために必ず売らなければならないため、まとまった利益確定売
りが入ることが大きな要因としてあげられます。



逆を考えてみて下さい。急激に株価が上昇した場合であればなおさら、買った人はいつま
でも株を持っていることはないでしょう。大きな利益がでているうちに早めに売りに出して、
とりあえず真っ先に利益確定させたいと思うものなのです。



もし、さらに一段上の上昇があると思えるのであれば一度売ってから様子を見て動き出し
てから再び買い戻せばよいのです。売りが多くなれば株価は停滞し、下降に転じます。



また、業績が再評価されたのであれば仮にいったんは株価が停滞し、下降に転じたとし
ても、必ず持ち直すはずです。こういった場合は株価が停滞し下降してくるのを待って、
踊り場付近で拾うのがリスクを最小限にする方法なのです。



絶対買だと思えるような投資先に巡り合ったとしても、リスク管理を徹底することができ
なければ利益を得ることはできないので注意が必要です。