株式市場で取引される投資家の多くが機関投資家、外国人投資家
などのいわゆる大口のプロの投資家が大半を占めています。
こうしたプロの投資家の方々というのは、ある一定の期間内に利益
をあげなければならないので本当に必死です。
以前テレビで国内外のプロのトレーダーをレポートする番組を見た
のですが月曜日から金曜日までの間の取引が壮絶でした。
文字通り休む暇も無くひたすらトレードを繰り返すその姿はまさに
デイトレーダーが取引する姿と同じでした。
トレードしながら相場を分析するわけですが、やはりプロとして活動
されているので投資判断が的確で正直こうした大口の動きを意識し
ないでトレードしても勝てないと思いました。
繰り返しになりますが、相場のプロである機関投資家は一定期間
内に利益をださなければならないので中長期のポジションも勿論
取られているとは思いますが短期売買も積極的に行ないます。
今現在のような株式市場だけではなく、世界中の金融市場全体が
大きく混乱しているような状況下であっても積極的に仕掛けてくる
ので相場全体が連日のように大きく動くわけです。
やはり、厳しいノルマを課せられた上で取引されるわけですから、
ある意味、利益になるのであればどんなことでもやります。
一方、個人投資家の場合でデイトレードを行なう場合には生活は
掛かっているかもしれませんが、特に厳しいノルマが課せられて
いるわけではないので自由に売買できます。
ですので、デイトレードを行ないつつ大暴落した時に少しずつ拾い
集めながら中長期で保有されるのも良いでしょう。
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