ボリュームレシオは、出来高を使い計算した指標です。
デイトレードの銘柄分析に利用するのもよいのですが、どちらかといえば、
デイトレードよりゆっくり目な取引の方が向いています。
しかしデイトレードに不向きというわけでは決してありませんので、
デイトレード向けの銘柄選定に利用してみる価値はあります。
売り物が沢山でて下落する日が多くなりますと、この指標は低下し、買い
が大量に入りながら上昇が続くと、この指標は上昇します。
ボリュームレシオ(25日)は過去の経験則から、450%以上なら相場が
加熱しすぎの危険水域となり、70%以下なら売られすぎの買いゾーン
とみるのが一般的とされております。
しかし、このボリュームレシオを売買サインに使うには、少しコツが必要です。
たとえば、同じく70%以下の状態で買いサインが出ても、下落が続いた末に
安値圏で出た場合にはその後トレンドが転換する可能性が高いのですが、
高値圏から急落してこのサインが現れると、それは逆に、上昇トレンド
が崩れて下降トレンドが始まったサインである可能性が高いです。
そして、株価が買いを入れたときの直近の安値をその後下回るような
動きになりましたら、下降トレンドが続いている可能性が高いので、
そこで損切りする必要がございます。
ボリュームレシオの売買ポイントは以下の通りです。
●安値で70%割れという買いサインが出たら買いとし、高値から
急落した場合は様子見とします。
●過去の指標の推移から見て、その高値圏にきたら売りとなります。
この場合300〜400%の水準にきたら売ります。
●買いサインが出た前後の安値を割り込んだら、下降トレンドが
続いている可能性が高いので投げる必要がございまうs。
デイトレードに必要な買いエネルギーの高い銘柄選定にお役立てください。
※投資は必ず自己責任の範囲内でお願いいたします。
投資する前に各企業及び各機関から発表される正式な開示情報を、ご確認
下さい。利用者の損害について、誤字、誤配信を含め、いかなる場合に
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